Milkakuh ミルカ牛を訪ねて
ミルカチョコレートのトレードマーク、Milkakuh (ミルカ牛)がドイツはLoerrachにあるミルカチョコレート工場にあると知って、2007年12月このミルカ牛を訪ねてきました。チラッと見てきただけなので、「訪ねて」と言うのは大げさですが。(笑)
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Milkakuh ミルカ牛を訪ねて

ミルカチョコレートのトレードマーク、Milkakuh (ミルカ牛)のある、ドイツはLoerrachのチョコレート工場。Loerrachはスイスとフランスの国境に近い町。車では何度かそばを通ったことがありましたが、2007年12月バーゼルに行く途中に車を降りてこのミルカ牛見に行ってみました。

ミルカ工場のある通りの名前は、「Milka Strasse 1」(ミルカシュトラーセ 1/ミルカ通り1番地)。かなり広いゲレンデにあり、工場、駐車場そして、その一角が建物の立っていない芝生の柵の張られた空き地のような広場があります。ここにミルカの牛たちがいました。
ミルカ牛は今現在5匹。毎年一頭ずつ増えるそうです。通りかかった方がミルカ従業員で、聞いてみると、一人は半年に一頭と言い、もう一人は一年に一頭と。。。私は年に一頭の方が妥当かなと。親切な方たちでした。
写真はミルカの郵便受けと広告。

こちらはミルカチョコレートのパッケージにのっている紫色のスタンダードな牛。よく見ると顔がちょっと怖い気がします。

この牛たちが作られた順番はわかりませんが、2頭目の緑の牛。

アルペンと思われるの山々を背景に、牛は見られませんが牛が育っている牧場を、ミルカの気球からこの景色を見ているように描かれている。子供は気球を見つけたよう指を指しています。

3頭目は、ミルカの板チョコレートがパズルとなっている、全身紫色の牛。これが一番気に入ったアイデアかな。ミルカチョコレートはこの牛からのミルクのたっぷり入ったミルクチョコレートからできている、ということも表しながらも、単に板チョコレートの長方形に区切るのではなくパズルにしてあるところが良い。

よく見てみると、板チョコレートの中でも、スタンダードな「牛模様」「ハーゼルナッツ」「ホワイトチョコレート」「ほろ苦」などが描かれている。

さてさてこちら4頭目は、ミルカを扱っているKraft社のチョコレート製造の研修生の作品だそう。チョコレートの製造過程が描かれている。
これを書いている今年2007年は研修生が、そして来年2008年は「定年退職した元従業員」が一頭の牛をデザインするのだそうだ。

デザイナーがデザインするのではなく、毎日ミルカと関わりのある人たちがデザインするというところが気に入る。
愛情のこもった温かい作品になったのはこのために違いない。

私はたまたま教えてくれた方たちがいたから幸運だったけど、この牛たちの説明がどこかにあれば良いなあと。せっかく多くの人が知恵を絞って考えたに違いないですから。
そう、この看板のように。私は時間があまりなかったのでこの看板にある1~9までの建物をすべて見ることはできませんでしたが、現在動いている工場ではなく初期のころの建物などが説明されています。
だからこの牛たちの説明も同じようにあったら良いですよね。

そして最後の5頭目。写真撮り忘れた。。。あまりうまく撮れていなかった写真から、お尻だけですが失礼します。。。
つづく(?)
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